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「陰陽師 夜光杯ノ巻」夢枕 獏
b0020911_23465555.jpg陰陽師シリーズも
ずっと読み続けてる作品の
一つです。いつもながらの
ワンパターンではありますが、
なかなか楽しめる作品です。
今回は、月琴姫・花占の女・龍神祭・
月突法師・無呪・蚓喰法師・食客下郎・
魔鬼物小僧・浄蔵恋始末の9編の短編です。

全てが清明と雅博がお酒を飲むシーンからはじまり
庭の草花や月が季節の移り変わりを伝える。
このワンパターンがなんとなく心地いい作品です。
それにしても、雅博の天然ぶりと楽に対する天才ぶりは
すごいものです。

■お気に入り度 ♥♥♥

(ルナのひとりごと)
雅博の奏でる葉二を聞いてみたいものですね〜。
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by cinema-can | 2011-02-18 23:49 | book | Trackback(1) | Comments(0)
「ミレニアム2 火と戯れる女」(上・下)スティーグ・ラーソン
b0020911_23463221.jpgミレニアム原作の2巻目です。
さて、巨額の富を手にして
ミカエルへの想いを断ち切るために
リスベットが最初にやった事が
海外旅行して、タトゥーの一部を
削除する事と豊胸手術だったのは
ちょっと意外でした。

ストーリーの大筋は、映画の通りで国家公安ぐるみの
リスベットの悲惨な過去と父親ですが、
リスベットに見た目も性格も正反対な双子の妹が
いたことも意外でした。
(ストーリーには直接関係はないんですが・・・)

そしてミカエル、この人ホント誰とでもできちゃうのねぇ〜。
1作目のハリエットとできちゃってるのも驚きだったです。
ミレニアムの編集長エリカ様も結構凄い!
完璧にミカエルとダンナを両天秤にかけてる。
この辺は、やっぱり性にゆる〜いお国柄なんでしょうかねー。

前半とくに無駄な話が多いせいかちょっと長く感じましたが
それなりに楽しめました。

■お気に入り度 ♥♥♥

(ルナのひとりごと)
映画には、ちょこっとしか出てこなかったけど
リスベットが仕事をしていた警備会社社長アルマンスキーも
結構いい人だったのねぇー。
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by cinema-can | 2011-02-08 23:48 | book | Trackback | Comments(2)
「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」(上・下)スティーグ・ラーソン
b0020911_0291448.jpg映画を観てから
やっぱり原作を読んでみたくて
図書館にリクエストしていましたが
やっと回ってきました。
原作もやはりこの1巻目が
一番面白いかも・・・。
映画ではわからなかった部分も
理解できて面白かったです。

それにしても、この小説のおかげで私のスウェーデンに
対するイメージは大きく変わりました。
まあ、どんな国にもいろんな一面があると思いますが
女性に対する暴力的行為が結構ひどいことが
ところどころの冒頭に統計で現されていてちょっとショックでした。

ミカエルが結婚しているミレニアムの編集長エリカと
長年公然とつきあっていて、それをエリカの夫も公認してる事や
リスベットの心の動きなどは原作を読んでよくわかりました。

原作では、映画のあとのことも結構書かれているので、
ミカエルとリスベットが結構裕福になったことが
理解できました。

■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
一巻目はなかなか順番が回ってこなかったのに
二巻目はもう用意できてるみたいです。
みんな一巻目しか読まないのかなぁ?
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by cinema-can | 2011-01-28 00:31 | book | Trackback | Comments(0)
「KAGEROU」齋藤 智裕
b0020911_0383511.jpgつい購入してしまった
ミーハーな自分に
ちょっとあきれましたが・・・
2〜3時間で読める
軽〜い読み物でした。
Amazonでは炎上していたみたいですが
まあ、そこまでひどくはないけど
2千万の価値はないかも・・・。

つまり、ポプラ社が本を売るための話題性作りに利用したわけで
水嶋ヒロも、とりあえずそれに乗っかったのかなぁー。
でも、本人はバカではないので2千万の価値はないと
感じて辞退したのかも・・・。
劇団ひとりとかみたいに、普通に出版すれば
ここまで話題にはならなくても、普通には売れていたと思うし
これほど酷評されなかったと思うけど・・・。

少なくとも、哀切かつ峻烈な「命」の物語とは言えない
内容でした。

■お気に入り度 ♥♥

(ルナのひとりごと)
40歳くらいで、あれほどひどいおやじギャグを言う人は
たぶんいないでしょう・・・。
少なくともおやじギャグを言う人は、もっと年齢が
高い気がする・・・・。
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by cinema-can | 2011-01-15 00:40 | book | Trackback | Comments(0)
「西巷説百物語」京極 夏彦
b0020911_23443566.jpg巷説シリーズの大阪版。
靄船の林蔵を
中心としたストーリー仕立てで、
最後の一話だけ
サービスで御行の又市や
百介も登場します。

「桂男」、「遺言幽霊 水乞幽霊」、「鍛冶が婆」、「夜楽屋」、
「溝出」、「豆狸」、「野狐」の7作品が掲載されています。
林蔵の仕掛けは、又市とはちょっと違う雰囲気を感じました。
作風もいままでの巷説と変えてるし
どちかというとスピンオフのような感じでしたが
これはこれで、面白かったです。

■お気に入り度 ♥♥♥♡

(ルナのひとりごと)
巷説シリーズは、これで終わりらしいですが、
できれば、もう少し読んでみたいなぁ〜。
「鵺の碑」はいったいいつになるのかなぁーーー。
早く京極堂に会いたいです!
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by cinema-can | 2010-11-08 23:46 | book | Trackback | Comments(0)
「ゆんでめて」畠中 恵
b0020911_18283077.jpgしゃばけシリーズの9巻目です。
今回、若だんなは
予定とは違う行動をとってしまい、
そのためにすごく後悔することに
なってしまうお話から始まります。
5つの短編が時間を巻き戻して
続くパターンになっています。

若だんなは予定通り弓手(ゆんで/左)に進むはずだったのに
ふとしたことから、馬手(めて/右)に進んでしまいます。
そのために、大事な妖仲間を失う危機に・・・・。
人生には、1つの選択が大きく運命を変えてしまう事が
ありますが、今回はそれを巧みに織り込んだストーリーに
なっています。
時間が逆戻りするのは、ちょっと違和感がありますが
それはそれで面白かったです。

また、若だんなの兄・松之助に子供が生まれたり、
ど派手なお花見をしたり、
いよいよ、若だんなにもお嫁さんが・・・と思わせる
女性が登場したりなど楽しめました。

■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
ラストは、ま〜るくおさまってなるほど!って
思いましたが、若干ご都合主義ぽくもあります
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by cinema-can | 2010-10-22 18:34 | book | Trackback | Comments(0)
「ころころろ」畠中 恵
b0020911_2333729.jpg長崎屋の若だんな一太郎が
活躍する妖怪時代小説の
第8弾です。
今回も5つの短編なんですが
全てが繋がった連作に
なっています。

体の弱さじゃ天下無双、今日もあきずに寝込んでる若だんなに、
シリーズ最大のピンチ! 朝起きたら、突然目が見えなくなっていた。
原因もわからないまま、妖達は光を取り戻すために奔走します。

仁吉や佐助、屏風覗き、家鳴りなどお馴染みの妖達をはじめ、
ろくろっ首、五徳猫、カッパなど新顔の妖たちも登場します。
仁吉がみんなに頼られて、てんやわんやする「ころころろ」と
佐助に奥さん?が・・・という「けじあり」が
面白かったです。
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■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
神様って、どちらかというと自己中で
わがままなものですね〜。
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by cinema-can | 2010-07-01 23:38 | book | Trackback(1) | Comments(0)
「英雄の書 上 下」宮部みゆき
b0020911_2259763.jpg『ブレイブ・ストーリー』の時も
ちょっと思ったのですが、
宮部作品のファンタジーは
いまひとつかなぁ〜。
主人公の小学5年生に
哲学的な英雄論理は
なんとなく無理を感じます。

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学二年生の兄・大樹が
クラスメートを殺傷し、姿を消すという衝撃的な事件が起きた。
事件から10日ほど経った時、友理子は兄の部屋で不思議な声を聞く。
「君のお兄さんは“英雄”に魅入られてしまったのだ」
本棚の奥の見慣れぬ書物が、友理子にささやいているのだった・・・。

面白くなかったわけではないのですが、
なんとなくのめり込めず、淡々と読み終えてしまった感じです。
書物たちとの会話とか、「無名僧」のソラや「狼」のアッシュなど
それなりに魅力的ではありますが、
全体的に漂う重苦しさが、今の私に合わなかったのかなぁ・・。
償いの方法や、冒険の終わり方もなんか・・・
すっきりしなくって・・・・
まあ、続編書く気満々のラストなので、
次はどう続けてくれるのか?でしょうねぇ〜。

■お気に入り度 ♥♥♡

(ルナのひとりごと)
最近の宮部作品はどうもいまひとつで・・・。
私が、迷い人なせいかなぁ〜。
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by cinema-can | 2010-06-20 23:01 | book | Trackback | Comments(0)
「食堂かたつむり」小川糸
b0020911_23585833.jpg映画を観てから
ちょっと気になって
図書館に予約を入れていたら
意外なほど早く
回ってきました。


内容的には、映画とほとんど変わりませんでしたが
映画でなぜ?って思った同級生との話は出てきませんでした。
その代わりに毛を混入させたパン屋のおじさんが
登場しますが、こちらの方が納得いく感じでした。

一緒に借りた「食堂かたつむりの料理」には
エルメスのパン、ザクロカレー、ジュテームスープなどの
レシピが載っていますが、かなり手がかかる感じで
素人がカンタンに作れる感じではありませんでした。
材料揃えるだけでも大変そう・・・(~_~;)
まあ、ネオコンのためのお茶漬けは簡単そうでした!
時間があったら、ジュテームスープは試してみたいなぁ〜。
百合根って、時期あるのかなぁ〜。

■お気に入り度 ♥♥♥

(ルナのひとりごと)
えっと、さすがに最後のハト料理のレシピは
のってませんから・・・(笑)
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by cinema-can | 2010-05-23 00:00 | book | Trackback | Comments(0)
「告白」湊 かなえ
b0020911_22462586.jpgなかなか衝撃的でした!
それに、あのラスト!
先が気になり一気に
読んでしまいましたが
読んだ後の、後味の悪さも
かなりのものです。


「愛美は死にました。しかし事故ではありません。
このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師による
ホームルームでの告白から始まり、
語り手が「級友」「犯人の母親」「犯人」と
次々と変わり、事件の全体像が浮き彫りにされていく・・・。

登場人物のほとんどが自己中で恐ろしい。
冷静沈着な復讐者、森口センセと
超親バカでクレーマーな直哉の母親の対比も
なかなかでした。
犯人の生徒には、同情は感じないけど
そんな風に育ってしまったことが悲し過ぎます。
世直しやんちゃ先生が1番まともだったかも・・・

■お気に入り度 ♥♥♥

(ルナのひとりごと)
松たか子が女性教師、木村佳乃が生徒の母親を演じる
中島哲也監督の映画は、ちょっと楽しみです。
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by cinema-can | 2010-05-16 22:48 | book | Trackback(9) | Comments(6)