2013年 07月 21日 ( 2 )
風立ちぬ
b0020911_23303780.jpgジブリ映画で、初めて実在の人物
(零戦の設計者・堀越二郎)を
モデルに、堀辰雄の「風立ちぬ」を
プラスした作品です。
お子ちゃまには、あまり楽しめない
内容ですが、飛行機好きな私にとっては
とてもステキな作品でした。
空・風・雲・飛行機!美しかったです!

大正から昭和にかけての日本。関東大震災や金融恐慌の不景気により、
世間は閉塞感に覆われていた。
航空機の設計者である堀越二郎は、いつか美しい飛行機を
作り上げたいという夢を抱き、日々仕事に没頭していた。
ある日、関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子と再会し
二人は恋に落ちるが、菜穂子は結核にかかっていた・・・。

この作品は宮崎駿監督が、自分が作りたいものを作った!という
感じがありありとうかがえるので、酷評されている
庵野秀明の声もあり!だったのでしょうね〜。
(まあ、たしかに声優する前に早くエヴァなんとかしろ!って
いう気持ちもよくわかりますが・・・)
手描きの暖かさや人の声を使う音の技法など、ジブリらしさも
充分味わえました。
さすがに「一番良いときの姿だけ、愛する人に見せたかったのね。」と
いうセリフには、涙がこぼれました。
そして最後に流れるユーミンの「ひこうき雲」がまた涙を誘います。
すご〜〜く感動したとは、言いずらいですが
とても良い作品だったと思います。

風立ちぬ>←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
零戦は、世界でも美しい飛行機と言われていますが、
戦争の兵器の1つでした。
この間の「空飛ぶ広報室」というドラマでも話題になっていましたが
戦闘機(ブルーインパルス)が人殺しの兵器でないことが
とても重要なことだと思います。
[PR]
by cinema-can | 2013-07-21 23:33 | cinema | Trackback(7) | Comments(2)
SHORT PEACE
b0020911_23255458.jpg大友克洋の原作を中心に
4人のアニメーション作家が
競作したオムニバス作品です。
独特なシュールな世界観を
味わえる面白い作品で、
なんだか懐かしい感じがしました。
しかし一般向きではないかもしれません。
なので・・・普通のアニメが
お好みな方はジブリをご覧くださいね〜。

森本晃司のオープニングから始まり
森田修平の「九十九」小さなほこらで古道具のモノノケに出会う男。
大友克洋の「火要鎮」悲恋の情念から大火事を引き起こしてしまう。
安藤裕章の「GAMBO」空から現れた鬼に似た化け物と神秘的な白熊が激突する。
カトキハジメの「武器をさらば」近未来、廃虚となった東京で
戦車型無人兵器と戦う小隊たち。

好きだったのは、「火要鎮」と「九十九」。
「火要鎮」は、八百屋お七に似たストーリーですが、静かな感じの絵巻物から
燃え盛る炎の動のイメージへの展開がすごく良かったです。
「九十九」は、カラフルな映像がすごくきれいでした。
「GAMBO」の白熊は途中から「黄金の羅針盤」に出てくるイオレクみたいに
見えてカッコ良かったですが、鬼が怖過ぎです!!!
「武器をさらば」は最後が、あ〜あ!そういえばこの人!
こういうオチ結構好きだよね〜って、なんとなく思い出しました。
全体の最初と最後に富士山が出てくるのも、なかなか印象的でした。
ヨーロッパとかでは、受けそうですが、国内の一般向けでは
ないかもしれませんね〜。公開してる劇場も少ないし・・・・。
それにしても、ジブリと同じ公開日ってのも、
なかなか興味深いですねーーー。

映画『SHORT PEACE』←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
全てが大友克洋の原作ってわけではないかもしれません。
なんせ、今手元に残っている大友作品は「AKIRA」と「童夢」くらい
なので、でも「武器をさらば」はなんとなく覚えがありました。
[PR]
by cinema-can | 2013-07-21 23:29 | cinema | Trackback | Comments(0)