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「ハンニバル・ライジング」 トマス・ハリス
「ハンニバル・ライジング」 トマス・ハリス_b0020911_0405867.jpg7年ぶりのレクター物の新刊です。
このシリーズって、
かなりキモいって、
解っているのだけれど、
怖い物?見たさで、
つい読んでしまうのよねー。

全体な感想は、確かにキモいシーンはありますが、
いままでのシリーズに比べると、わりと軽い感じでした。
物語自体も短いし・・・(上下2巻にするほどではないです!)
いかに怪物レクター博士が誕生したかと言うよりは、
ハンニバルの復讐物語でした。
また、彼の叔母が日本人(紫夫人−紫式部から付けたらしい!)で、
大阪の陣から、広島の原爆まで、日本文化のオンパレードです。
いったい、トマス・ハリスはいつからこんな日本びいきに
なったのでしょうねー。

まあ、ハンニバルシリーズの愛読者には、
それなりに楽しめると思います。
前回は、映画より原作の方がずっとすごかったけど、
今回は、映画の方がすごいかも知れませんねー。
ギャスパー・ウリエルの、若きレクター博士は、期待大ですが、
コン・リーの紫夫人は、どうかなぁ〜。
変な日本語のしゃべり方とかじゃないといいけど心配です。

ハンニバル・ライジング←映画公式ページ

ハンニバル・ライジング 上巻 (1)
トマス・ハリス / / 新潮社


■お気に入り度 ♥♥♥♡

(ルナのひとりごと)
今回は、映画の脚本もトマス・ハリスが書いたそうですが
はたして、映画の出来はどうでしょうね〜!
by cinema-can | 2007-04-20 00:44 | book
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