「百鬼夜行抄 13」 今 市子 (著)
b0020911_186378.jpg最近は、ほとんどコミックを
買う事も少なくなったけど、
かかさず買っている一冊です。
妖魔と共存する飯嶋家の人々の
不思議で、ちょっと恐いけど
ユーモラスな生活を
描いた作品です。

今回の4話の中で、気になったのは、「地塘」!という言葉
高山では気温が低いから、枯れた植物が腐らずに堆積して
泥炭状になり、水がたまって小さな池になる状態を
言うらしい・・・。
そんなむずかしい事、マンガで教わるとは・・・。
それに地方によっては、餓鬼の田と
言われてて、やせた土地を地獄に見立てて
餓鬼が飢えをしのぐために作る田んぼなのに
その植物は実りの季節になっても、穂をつけない種類の稲とか・・・。
日本の民話とか伝承とか、なんかホント奥が深くて
恐いです!!

まあ、京極先生の作品もそうだけど、
このシリーズもそういう日本の不思議な世界に
引き込んでくれる、おもしろい作品です。

■お気に入り度 ♥♥♥♥♥

b0020911_186397.jpgAmazon.co.jp: 本: 百鬼夜行抄 (13)
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by cinema-can | 2005-07-25 18:09 | book | Trackback | Comments(2)
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Commented by revenouveau at 2005-07-26 14:22
こわいものとか、ホラーとか、あまり好きじゃないんですけど…
ルナさんのいう、そうした民間伝承のほかに、日本の特徴として、
「家」にまつわる因習などが、こわいものを生んでいることが、
よくあるようですね。
Commented by cinema-can at 2005-07-26 23:45
>さえら先生
実は、私もホラーとか苦手です!!(特にスプラッタ系は・・汗)
だから、最近流行のホラー映画はほとんど観てません〜(^^;)
でもこのマンガは、ユーモラスなタッチで話が進むので、
そんなに恐くはないですよ〜。
ただ、よ〜く考えると結構恐ろしい話だなぁ〜って感じです。
グリム童話とかもそんな感じありますよね。
まあ、「ヴィレッジ」とか「ギフト」とかの映画も
ホラーと言えば、ホラーなのかもしれませんが・・・(笑)
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