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メアリー&マックス
メアリー&マックス_b0020911_145723.jpg都内から遅れること半年!
やっとやっと福岡でも
上映されたので
観ることができました!!!
1日にわずか4秒の気の遠くなる
作業のクレイアニメーションは
素晴らしい出来栄えでした。


オーストラリアに住む8歳の少女メアリー(声:トニ・コレット)は、
万引きに夢中でアルコール中毒の母と、
死んだ鳥を使った剥製の製作が趣味の父と暮らしていた。
泥の水溜り色の瞳で、額にはウンコ色の痣があるメアリーは、
学校でもいじめられ、友達がほしいと願っていた。
ある日、たまたま手にした電話帳からアメリカ人と友達になろうと思い
マックスに手紙を出す。一方、ニューヨークで暮らす
44歳のマックス(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、
肥満体の中年男で、アスペルガー症候群のために、
社会にうまく馴染むことができず、人づきあいが苦手で
大都会で一人孤独な日々を送っていた。そんな彼のもとに、
メアリーから突然の手紙が届き、とまどいながらも誠実に返事を書く。
それは、2つの大陸にまたがる、メアリーとマックスの
20年以上に渡る深い交流の始まりだった・・・・。

ある日突然、知らない子供から手紙が来たら
返事を書く人は何人いるだろう・・・・。
(たぶん、私なら何かのワナ?かもしれないと思ちゃうかなぁ〜)
成長し、痣の除去手術して自信をつけていくメアリーに対して
宝くじが当たっても、たいして生活の変わらない淡々とした
生き方のマックスが対照的で感慨深い。
いろんな意味で考えさせられる作品でした。
ラストのシーンは、涙なくしては見られない感動ものでした!

メアリーの世界はセピア色で、マックスの世界はモノトーン、
そんな中ポイントで赤などが使用され、
表情や動きも素晴らしく、クレイアニメとしてのクオリティも高いです。

メアリー&マックス_b0020911_194822.jpg


メアリー&マックス←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♥♥♡

(ルナのひとりごと)
登場人物はみんな不細工なのに、なぜか愛しく思えてくるのよね〜。
(メアリーの母親は除く・・・(~_~;)
by cinema-can | 2011-10-17 01:12 | cinema
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