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副王家の一族
副王家の一族_b0020911_0544966.jpgイタリア版「華麗なる一族」って
ことで、ちょっと
期待していたのですが・・・・
冒頭20分から退屈してしまった。
なんだろうなぁ〜。
ヴィスコンティの「山猫」に
近い時代背景なんだけど、
この親子がなんか下品に
見えたせいかなぁ・・・・・。

ブルボン王朝下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア。
かつてのスペイン副王の末裔である名門貴族ウゼタ家では、
封建的な父ジャコモ(ランド・ブッツァンカ)と
嫡男のコンサルヴォ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が
激しく対立していた。
意のままに振る舞う父に、コンサルヴォは強い反発を覚えるが・・・・。

“副王家”なんて言葉じたい、まったくなじみがないので
なんだろう?と思ってしまいますが、スペイン・ブルボン王朝の
国王代理を務めていたのが副王らしいので、
国王の代理だった貴族の末裔ってことでいいのかなぁ〜。
そのお貴族様は、権力を守る為なら「王の時代には王の友、
貧民の時代には貧民の友」という狡猾ぶり!
おまけに遺産にも固執して独り占め!そんな父親を嫌悪する息子だが、
ラストをみると、血は争えないってことなんでしょうか。
なんか、すっきりしないのは、絶対的な父親に対する息子の
態度がどこか中途半端なせいかなぁ〜。
庶民の娘に対する振る舞いとか、妹や従兄弟にも・・・・

ストーリー的にはいまいちでしたが、衣装や時代背景は
楽しめる作品でした。

副王家の一族←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♡

(ルナのひとりごと)
イタリア系イケメン?のコンサルヴォ役のアレッサンドロ・プレツィオージ
(長い名前だぁ〜!)が私の好みではなかったのが、
のれなかった1番の原因かも・・・・(笑)
by cinema-can | 2009-12-03 00:57 | cinema
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