人気ブログランキング | 話題のタグを見る
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで_b0020911_1425366.jpg賛否両論の評価がある
この作品ですが、
私的には、結構良かったです。
ケイト・ウィンスレットも
この間観た「愛を読むひと」より
なんか迫力がありました。
まあ、たしかに夫婦けんかの
シーンやラストは
ちょっときついですが・・・

高度成長期を迎えた50年代アメリカ、
郊外の新興住宅地"レボリューショナリー・ロード"にある美しい住宅で、
フランク(レオナルド・ディカプリオ)と
エイプリル(ケイト・ウィンスレット)は
二人の子どもに恵まれ、理想の夫婦に見える。
しかし、夫は退屈な仕事に疲れ果て、妻はそんな夫への愛を見失い、
喧嘩に明け暮れていた。
そこで、もう一度人生への情熱を取り戻すため、
パリへの移住を決意するのだが・・・。

エイプリルのように極端ではないにしろ、
自分の人生こんなはずじゃない!って思うことは
現代でも、誰にでもあることだと思うのです。
まあ、一般的になんとかそこを折り合いをつけて
生きているんじゃないかなぁ〜。
100%上手くいく人生なんてないわけだし・・・。
ちょっと子供ぽいトコがあるにしても
フランクにはそれが出来たが、エイプリルには出来ない。
自分達が特別だと思うことを捨てられないのだ。
まあ、もともと女優志望だったぐらいだからねぇ〜。
彼女のイラつきが、タバコを吸うシーンに
あらわれていて、観ていてつらい。
最後のけんかの翌日の朝食のシーンは印象的でした。

不動産屋のヘレン(キャシー・ベイツ)や、精神を病んでいる彼女の
息子(マイケル・シャノン)がなかなか良かったです。
精神を病んでいるはずの彼が、1番正直に確信をついてる感じでした。

■お気に入り度 ♥♥♥♡

(ルナのひとりごと)
DVDの未公開シーンの中に、エイプリルがフランクに
書いた最後の手紙があり、その中に「親愛なるフランクへ。
何があってもあなたが責任を感じる事はないのよ。
あなたを愛している。」みたいな事が書いてありました。
カットされたこのシーンがあれば、
もうちょっと救われる気がしたのは私だけでしょうか?
by cinema-can | 2009-08-04 01:46 | DVD
<< 宮廷画家ゴヤは見た ウォレスとグルミット/ベーカリ... >>